topics

記事

2023.10.03

収納について考えていますか?

生活にフィットした収納は整理収納が楽になるだけでなく、探し物をする時間の短縮や、ストックが管理しやすくなり余計な出費を抑えられるなどのメリットがあります。

今の収納を見直しながら、家族みんなが使いやすい収納へとアップデートしてみませんか。

収納を見直してみよう

まずは、今の収納スペースについてお悩みはありますか?

例えば…

● 収納スペースが足りない

一軒の家に必要な収納スペースは、床面積の15%以上あることが理想といわれています。

● 使う場所に収納スペースがない

使う場所と収納する場所が離れていると、収納しに行く動作が面倒になり出しっぱなしになりがちです。

● 取り出しにくい収納になっている

手前の物をどかさないと取り出せない収納方法は、どこに何をしまったかを把握しにくく、出し入れにも時間がかかってしまいます。また、作業中にケガをしてしまう危険も‥

広い収納スペースにはたくさんの物を収納することができますが、収納スペースを広くしていくと生活スペースが狭くなってしまいます。また十分なスペースがあっても、片付けてある物が把握しにくかったり出し入れがしにくかったりしては、眠ったまま使われることのない物を増やしてしまう…なんていうことも。

そこで、限られた空間でも使いやすい収納を実現するために知っておきたいポイントをご紹介していきます。

ポイント①高さを活かす

ひとつめは、収納作業をする人の高さに合わせた収納にするということです。

たとえば身長が160㎝くらいの人が収納する場合、髙さが60㎝~180㎝の場所に収納位置を設定することで、しゃがんだり踏み台を使ったりする手間がなく楽に収納することができます。

特に目線までの高さは出し入れが一番しやすく、アイテムも一番見やすい位置なので、頻繁に使用するものはこの高さに収納しましょう◎

少し使いづらいように感じる高い位置・低い位置は、こんな使い方もオススメです。クーロゼットの収納で具体的にみていきましょう。

デッドスペースになりがちな収納上部(180㎝より上の高さ)にも収納スペースを

床から高くとりにくい位置の棚でも、45㎝程の高さがあれば、帽子やバッグなど形状を崩さずに保管するのには十分。小物の収納には好みのボックスを活用することで出し入れがしやすくなります◎

収納下部スペース(腰位の高さ~床まで)の工夫

下部スペースは、生活スタイルに合わせた収納をカスタマイズしてみましょう。

・たたんだ洋服や靴下など小物を入れる引出し収納

・ボックスを使った服飾小物の収納

・スーツケース等の大きなものの収納 

また、ハンガーパイプを2段にして、洋服の収納量をアップさせる使い方もあります。

紳士物のジャケットなど丈の長いものをかけるには、ハンガーパイプを設置する位置を高く設定することで収納することができます。

上段にジャケットやトップス、下段に二つ折りにしたパンツやスカートと分類すると片付けやすく、選びやすい収納になりますよ。

ポイント②用途にあった奥行きを

クロゼットの奥行きは、婦人物の洋服を収納するなら450㎜ほど、肩付きで紳士物のアウターを収納する場合でも600㎜あれば十分足りるので、450㎜~600㎜が標準とされています。

奥行きが深すぎると奥の物が取り出しにくくなってしまったり、反対に浅すぎると収納したかったものがはみ出してしまったりと、使いづらくなってしまうことがあります。収納グッズを購入する際にも使用する人や収納したいものに合った奥行きのものを選んでみましょう。

まとめ

生活スタイルに合わせて様々な使い方がある収納スペース。

同じ広さでも高さや奥行きを活かすことでスペースの無駄がなくなり、使い勝手もぐんとアップさせることができます。

今使いやすい収納であることはもちろん、ライフスタイルの変化にあわせて収納もアップデートしていくことでより長く快適に使っていきたいですね。