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2024.02.15

押入れの最適なサイズは?広さの決め方と収納のポイント

収納スペースの中でもとくに容量が大きいのが押入れ。

現代では寝室にベッドを置いて寝る生活スタイルが増え、毎日押入れから布団の出し入れをする方は少ないかもしれませんが、お家の中でも押入れにしかしまっておけないものは意外と多いのではないでしょうか。

押入れは小さすぎるとしまいたいものが入らなくなってしまいますし、大きなスペースだからといって無計画に物を詰め込んでしまうと、どこに何があるのかがわかりにくい物置きのような状態になってしまいます。

今回は無駄なく使える押入れの大きさの決め方や、収納について考えてみましょう。

押入れの広さはどう決める?

まず大切なことは何をしまいたいかをはっきりと決めておくことです。「夏用、冬用の布団や毛布」「衣料品」「季節家電」など入れたいものを具体的にリストアップしてみるとよいでしょう。

しまいたいものが決まったら、サイズを測っておきましょう。例えば掛布団と敷布団のシングルサイズ1組をしまうには、高さ620㎝程、横幅100㎝程、奥行き700㎝程の寸法が必要となります。奥行きが700㎝あれば奥行きの深い物も収納できるので、衣装ケースを置くことも可能でしょう。しまっておきたい家電も幅や高さを計っておくことで、収納できるかどうかを事前に確認ができ安心です。このように何を収納したいかを決めて、サイズを把握しておくことで、押入れの広さがどれくらい必要かが明確になり、無駄のない収納スペースを作っていくことができます。

建売住宅では、押入れの奥行きが450㎝程に設定されていることが多くあります。入居後に入れておきたいと思っていたものが入らない…ということにならないためにも、押入れの大きさもきちんと確認しておきましょう。

押入れ収納のポイント

押入れならではの奥行きを利用して物を前後に置く場合には、使用頻度の高い物から前に配置したり、収納ケースにラベルをつけたりすることで、取り出しやすく、どこになにがあるかの把握もしやすくなります。

収納袋や収納ケースは色を揃えると統一感がでてキレイにまとまるでしょう。

また布団など大きなものをしまう際、押入れを上下に仕切る棚板が床から50㎝から60㎝の高さに設定されていると、無理のない動作で物の出し入れをすることができます。

押入れは湿気のこもりやすい場所であるため、すのこを設置したり、除湿剤を使用したりして1年を通して湿気対策を忘れずに行うようにしましょう。

まとめ

収納力たっぷりの押入れは、押入れならではの高さや奥行きをいかすことで便利に使うことができます。しまいたいものに合わせて奥行きや全体の大きさを設定し、有効に活用しましょう。