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2020.08.23

平屋の天井をうまく活用する方法とは?機能面からもご説明!

住宅の購入を検討されている方は、平屋の選択肢も忘れてはいけません。 1階しか使用しないため、土地の面積に対して一見もったいないように思えますが、平屋だからこそ感じられる住宅の魅力があります。 ここでは特に、平屋の天井の活用方法について解説をします。

□平屋では天井の高さや形を自由に決められる!

一般的な2階建て住宅では、屋根の形状はどうしても2階の間取りによって制限されてしまいます。 また、2階の間取りも建物の構造上、自由に設計することはできません。

ところが平屋では、通常の建物を設計するときに考慮しなければならない柱の位置や壁の強度などの制限が少なくなります。 そのため、平屋の屋根は一般的な2階建て住宅に比べて、デザインに富んだ設計をすることが可能になるのです。 外観のイメージに合わせて、屋根の形状や高さをデザインすることで、一味違ったオシャレな住宅が完成しますね。

また、平屋の天井を高くすることで、室内はとても開放的になります。 2階建て住宅では得られない、開放感を演出できますね。

□勾配天井は生活空間をひろげ通気性を良くする!

一般的な住宅では普通、地面に対して平行に天井が設計されています。 1階の天井が2階の床面になることを考えると当然ですね。

ところが平屋では、天井を地面に対して平行に設計する必要はありません。 平屋でよく用いられるのですが、傾斜がついている天井を、勾配天井と呼びます。

天井に傾斜があると、同じ面積の空間でも、縦方向に開放感が生まれますね。 また、勾配天井の傾斜を利用して、高いところに窓を設置すると効果的に光を取り入れることが可能になります。

高い位置と低い位置に窓を設置すると、自然と空気の流れが生まれ、室内の通気性が良くなります。 自然の光で明るく、また新鮮な空気が常に循環されている空間では、清々しい時間を過ごせそうですね。

スペースを有効に活用したいとお考えの方は、高くした天井にロフトを作ってみても良いでしょう。 目の行き届くところにロフトを設ければ、小さなお子様のちょっとした遊び場として最適ですね。

□まとめ

平屋の天井には自由度があり、さまざまな工夫ができることをご紹介しました。 デザインを工夫することでお客様に合った、心地の良い生活空間が演出できますね。

ただし、天井の高さや形状、窓の位置は、家を建てる地域によって最適なデザインはさまざまです。 平屋の購入をお考えの方は、平屋専門店である当社に、ぜひ一度ご相談ください。