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2023.04.14

【ホームインスペクション(住宅診断)】建物状況調査で既存住宅の状態を知る

ホームインスペクションは知っていますか?

ホームインスペクションとは

ホームインスペクションとは住宅診断のこと。

インスペクター(住宅診断士)が第三者の立場から、住宅の劣化状況・欠陥の有無・改修すべき箇所や時期 おおよその費用を見極めアドバイスを行う専門業務を指します。

インスペクター(住宅診断士)とは

ホームインスペクションを行うインスペクターは色々な協会がありそこに属していることでできます。

民間企業で行う建物調査で、協会により検査範囲・調査項目・調査方法が異なります。


インスペクションの一種「建物状況調査」

2018年に宅地建物取引法(宅建業法)が改正され既存住宅の売買の際に「建物状況調査」の有無の記入することが盛り込まれました。

日本建築士連合会が行う「既存住宅状況調査技術者」の資格をもったインスペクターが、宅建業法に定められた基準に基づき検査を行います。

既存住宅の状況調査を目的とした調査項目でおおよそ40項目程度あります。

目視や非破損検査を主としているため建物の見える部分の状況を知ることのできる検査です。


こんなとき建物状況調査をするときです

【家を売る時 または 家(既存住宅)を買う時】

売主になる場合

建物状況調査により既存住宅の状況を把握した上で売値をつけることができ、

家の状態を把握した上で売買ができるため、売買後の建物に関するトラブルを防げます。


買主になる場合

既存住宅といっても家。高い買い物だからこそ少しでも住宅の情報が知りたいものです。

買った後どれくらい持ちそう?

買った後のメンテナンスについて(いつ頃・どこに・どのくらい)把握することで先を見据えて購入を検討することができます。


【住まい手として家の状況を把握したい時】

建物状況調査により修理必要箇所の把握やだいたいの修理時期・概算費用が把握することができます。

家の状態と直すべき場所がわかるので安心して暮らし続けることができます。

また、リフォームをする際に内部の建物状況調査をすることで、適切な修繕箇所を把握できリフォームに役立てることができます。

このように建物状況調査を行います

弊社にインスペクターが所属しており、日本建築士連合会の既存住宅状況調査技術者資格をもったインスペクターです。

実際の建物状況調査の様子をおみせします。

レーダーをつかって柱や床の傾きがないか確認します。


点検口や床下収納より床下にはいり、基礎の状態や配管等の水漏れの有無、換気状況を確認します。


外壁やシーリングの劣化状態を確認します。常に雨風にさらされるため劣化が早く、シーリングが硬くなりひび割れ状態になりやすい箇所です。


注意点

新築現場管理での建物状況調査の相談を受けることがあります。

建物状況調査はあくまでも既存住宅の状況調査ですので新築での現場管理とは趣旨が異なっています。新築工事での調査項目と既存住宅での調査項目に違いがあり別物となります。新築での現場管理に関しては担当している建築会社での確認をお願いします。


まとめ

インスペクターは住まいのドクター!

専門家に住宅を見てもらう事で安心して既存住宅を売買できる、またはメンテナンスを見据えた上で住み続けるメリットがあります。

わからないことだらけだからこそ、建物状況調査を活用してみてはいかがでしょうか。

弊社ではインスペクターが所属し、既存住宅の売買や状態を把握した上で既存住宅のリフォームを行っております。住まいを特化した弊社だからこそ任せて安心。お気軽にお問合せ下さい。