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2020.12.05

平屋にかかる固定資産税について計算方法まで解説します

固定資産税とは、家や土地を持っている人が払わなければならない税金です。
しかし、固定資産税という言葉は知っていても、いつ払うのか、どれぐらい払うのかなど仕組みを全て理解している人は少ないのではないでしょうか。
今回は、固定資産税とは何かから、具体的な計算方法まで説明します。

□固定資産税とは

固定資産税とは、1月1日の時点で住宅、マンション、土地などの不動産を持っている人が毎年払わなければならない税金のことです。
不動産を所有し続ける限り、永続的に支払わなければなりません。
固定資産税の支払いは、土地や建物の所在地、基準値価格、面積および所有者の住所、氏名が記されている固定資産台帳を元に行われます。
納税報告書が自宅に届くので、金額を確認し、通知書に同封されている納付書を使い、支払いましょう。

支払い方法は、年4回の分割払いの他、場合によっては一括払いも選択できます。
総額は変わらないので、ご自身の状況、好みに合わせて選ぶようにしましょう。

納税場所は、市税事務所、金融機関で現金払いが基本となりますが、場合によっては、クレジットカード、口座振り込みの自動引き落としなどさまざまな支払い方法から選べることがあります。

□固定資産税の簡単な計算方法について

固定資産税の計算方法は、課税標準額に1.4パーセントを掛けた値で求めることができます。
一見、簡単そうに思われるかもしれませんが、課税標準は複雑な計算式を必要とするため簡単に求められません。
建物の構造、設備の仕様、建材の種類、物価水準を考慮する必要があります。
家の構造や設備が贅沢であるほど、劣化が少なく、年数が経過していない建材を使うほど固定資産税はかかりませんが、素人にはなかなか判断が難しいです。
公開されている評価基準を参考にし、係数がわからなければ正確な数字は出せませんが、おおよその値は推定することができます。
標準的な構造であれば、建築費の40パーセントから60パーセントに収まることが多いので課税標準額を60パーセントと見積もっておけば、予想より多く固定資産税がかかることはないでしょう。

□まとめ

固定資産税とは、不動産を所有している人が払わなければならない税金のことでした。
課税標準額に1.4パーセントを掛けると求められます。
固定資産税は納付書に記載されている金額が間違っていることがあります。
鵜呑みにするのではなく自分で概算し、ちょっとおかしいなと思ったら、問い合わせてみることをおすすめします。