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寝室を2階から1階へ 洋室改修工事

永く暮らす家 ~平屋スタイル~

永く暮らす家は住みやすく、メンテナンスのしやすい家。

1941年創業。地域と共に。篠田建設株式会社です。

 

先日、お客様から「1階洋室の床が凹むので見に来て欲しい」とのご連絡をいただきました。

今回、工事のご依頼を受けたきっかけは、普段2階で寝起きされているご主人が転倒され、あばら骨を骨折された事です。

今後は、階段を上り下りするのも危ないからということで、退院されたら1階で寝起きするよう、使っていなかった洋室を寝室にしたいとのご依頼でした。

お伺いすると、四角形の床材がタイルのように張り合わさっている床のデザインでした。その床材同士が隣り合っている部分が写真のように踏むと凹んでしまっています。

 

 

こうした場合、床材の下部分である「根太」や「大引き」といった床を貼るための下地が腐っていたりすると、下地部分もすべて直す必要があります。

改修工事は、外側だけを見てもわからず壁や床をめくってみないとわからない事が多いです。

 

そういった現状もあり、今回のご提案として

①全面張替え(下地が悪くなっていた場合は下地ごと取替)

②部分張替え(下地が悪くなっていたら、その部分だけを補修)の2つのご提案をさせて頂きました。

 

お客様にご説明させていただいた結果、まずは部分張替えで進めさせていただくことになりました。

部分張替えした部分は、カーペット等を敷いて隠すので、今までの床材と色柄は揃わなくても構わないとのことでしたので、ベニヤ板で補修させて頂くことに。

 

 

今回、部分的に床をめくらせていただいた結果、床下地は腐ったりしておらず綺麗なことがわかりました。

ですので、今後またこのような現象が出たら、下地はそのままで既存の床の上に合板を貼るといった改修方法も取ることができます。

 

このように、工事がスタートすると分かる事が多いので、その都度お客様の生活スタイルや考え方を大切にし、お話をしてどうするか?決めさせていただく事の大切さに気付かされた現場でした。

床の補修と合わせてクーラーの取り換えとクロス貼替工事もご依頼頂き、ご主人を迎える準備が整いました。

 

 

今後も宜しくお願い致します。

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