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2020.08.04

平屋の場合どういう動線だと家事が楽になる?

平屋住宅に興味をお持ちの方で、どのような動線にしたら良いのかわからず困っている方はいらっしゃいませんか。
動線を考えることは、快適な住宅にするためには欠かせないでしょう。
ポイントを押さえておくことで、住みやすい住宅を完成させやすいです。
今回は、平屋の場合にどのような動線がおすすめなのか解説します。

□平屋住宅の家事動線は優先順位を決めて考える必要がある

家事動線は考えていくと様々な希望が出てきて、なかなか決められないといったことになるかもしれません。
このような事態を防ぐためには、あらかじめ生活動線に優先順位を決めておくことが重要です。

例えば、洗濯は衣類を洗濯機で洗って、それらを干してから再度取り込み、収納するといった工程が多い作業ですよね。
これら一連の流れをする動線が悪ければ手間がかかってしまい、とても快適な住宅とは言えません。
しかし、洗濯機、ベランダ、衣類を収納する場所への動線が一直線であればその負担を減らせるのは容易に想像がつくのではないでしょうか。
このように考えれば、洗濯の生活動線は優先順位を高めにした方が成功しやすいです。

上記のように、大変な家事を思い浮かべたり、普段の生活スタイルをイメージしたりすることで、優先順位も決めやすくなるでしょう。

また、家事動線を意識して間取りを決めることで、工事費の削減にもなることもポイントです。
例えば、生活をしていくと水回りは1箇所に集中しているほうが使い勝手が良いと感じることが多いです。
これを踏まえて洗面所や浴室などの水回りを1箇所に集中させれば、配管の構造がシンプルになって工事費を抑えられるかもしれません。
最初の工事費だけでなくメンテナンスにかかる費用も抑えられるのは魅力的ではないでしょうか。

□平屋では2方向からアプローチできる動線を考えることが重要

二階建て住宅と違って、平屋住宅はすべての空間が同じフロアにあるのが特徴です。
そのため、2方向からアプローチできるような間取りを意識すると生活しやすい住宅にしやすくなるでしょう。
しかし、この時にプライバシーが守りにくくなる場合があるので注意してください。

□まとめ

平屋住宅で生活しやすい間取りにするためには、家事動線を考えることが重要ですが、そのポイントを理解していただけたでしょうか。
家事動線での失敗を減らすためには、あらかじめ優先順位を決めておくことが重要です。
また、ワンフロアなので、2方向からアプローチできる動線にすることも重要です。