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2020.11.15

平屋に屋根裏部屋は必要?メリットと注意点を紹介します

誰にでも、家族や友人であっても知られたくない秘密ごとがあるのではないでしょうか。
屋根裏部屋を作れば、誰にも邪魔されない趣味の空間が手に入ります。
また、子どもは、家の中に秘密基地、隠れ家があれば喜ぶでしょう。
今回は、平屋に屋根裏部屋を作るメリットと注意点について紹介します。

□平屋に屋根裏部屋をプラスするメリットについて

平屋に屋根裏部屋を作るメリットは、2つあります。
1つ目は、使い勝手がいいことです。
屋根裏部屋の使い方は、お客様の状況に合わせて選択可能になります。
例えば、お父さんは、書斎、趣味のゴルフ部屋にする。
お母さんは、韓流スターのグッズを集める。
誰かが家に来たときのために来客用に利用することだって可能です。

2つ目は、通常の部屋を1つ増やすより費用が安くなることです。
これは、登記簿上や固定資産税の面積を増やすことなくスペースを広げられるからです。
節税になるので、是非覚えておいて下さい。

□屋根裏部屋を作る際の注意点について

注意点について3つ説明します。
1つ目は、屋根裏部屋を設置できるかです。
屋根の勾配によっては高さが確保できないこともあるので、居室として利用できず、小屋裏収納やロフトとして利用することになるでしょう。
反対に高すぎてもだめで、法律によって天井高が1.4メートルを超える場合、2階や3階といった上階として認識されてしまうというルールがあります。
あらかじめ屋根の高さはどうなっているか、居室として利用可能か聞いておきましょう。

2つ目は、蒸し暑くなることです。
特に夏は、暑さと湿気がこもりやすくサウナ状態になります。
物置として利用される場合も、熱で劣化したり、カビが生えたりすることがあります。
断熱工事を行ったり、冷房を付けたりして、暑さ対策を万全にしておきましょう。

3つ目は、安全に収納できるかです。
屋根裏部屋は、はしごを上ったり下りたりするため、物の移動が大変です。
大きい物を運べるように開口部を大きくすること、手すり、滑車を付けて運ぶことをおすすめします。
事前に計画を立てておくことで荷物の落下による怪我は防げるので安全対策はしっかりとおこなっておきましょう。

□まとめ

今回は、平屋に屋根裏部屋をプラスするメリットと注意点について説明しました。
メリットは、使い勝手がいいこと、費用が安くなることでした。
一方、デメリットは、屋根裏部屋が設置できるか、蒸し暑くなる、安全に収納できるかでした。
屋根裏部屋を作る際は、これらのことに気をつけましょう。