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2020.12.31

平屋は地震に強い?耐震性を上げる方法を紹介します

平屋の購入をお考えの方はいませんか。
新築を考える際、耐震性を気にする方は多いでしょう。
実は、平屋は耐震性が高いのです。
平屋が地震に強い理由はいくつかあるため、平屋を検討している方はぜひ知っておきましょう。

この記事では、平屋の耐震性が高い理由と、地震に強い家にするための方法について解説します。

□平屋が地震に強い理由とは

平屋は、実は地震に強いという特徴があります。
ここでは、平屋の耐震性が優れている理由について解説します。

*つくりがシンプル

二階建ての家に比べて、平屋はつくりがシンプルです。
平屋は、主に正方形や長方形などの形で建てられることが多いですよね。
シンプルなつくりによって家が支えられ、地震発生時には震動の力が分散されやすく、倒壊のリスク抑えられます。

逆に、複雑な構造の建物は地震による揺れの力が一点に集中しやすく、倒壊のリスクが高くなります。

*高さがない

高い建物ほど震動の影響を受けやすく、地震発生時の揺れが大きくなる傾向があります。
平屋は高さがないため、地震が起きてもあまり揺れず、建物の負担はそれほど大きくありません。
そのため、倒壊のリスクも低くなります。

□耐震性を高める方法とは

耐震性を高めるためには、建物の構造だけでなく、間取りも重要になります。
ここでは、平屋の耐震性を高めるための方法について解説します。

まず、できるだけ正方形に近い間取りにしましょう。
日当たりの良い南側には大きな窓を取り付けて開口部を大きく取り、壁はできるだけ取り除いた広い部屋の設計を考える方は多いです。

しかし、そのような設計の間取りは長細くなりがちで、耐震性を考慮するとあまり良くありません。

正方形に近いほど、どの方向から震動が来ても耐えやすくなるため、できるだけ正方形の間取りを考えましょう。

また、耐力壁も有効な方法です。
耐力壁は震動による負荷に耐える構造になっており、耐力壁をできるだけ多く使うことで地震に強い家になります。

耐力壁を多く使用するためには、できるだけ部屋数を増やしましょう。
部屋が増えると、それだけ多くの耐力壁を使用できるため、地震に強い家になりますよ。

□まとめ

今回は、平屋の耐震性が高い理由と、地震に強い家にするための方法について解説しました。
平屋はつくりがシンプルで高さがないために地震に強いということを覚えておきましょう。
さらに耐震性を高めたい場合は、正方形に近い間取りや耐力壁などの工夫をすると良いですよ。